Nepal

スパルタンネパール

 2018     Jun 04, 2019

2018年11月、ネパールでは子供への体罰の全面禁止法が施行され、子供への体罰を法律で明示的に禁止した世界で54番目の国となった。
以前の子供法においても拷問や残虐な行為は禁止されていたものの、家庭や学校では体罰が容認され広く行われており、ユニセフより「ネパールの10人の子供のうち8人が暴力的なしつけを受けている」というセンセーショナルな記事が出たほどである。
実際、学校に行くと体罰はしばしば見られる。先生の言うことを聞かなかったり、課題をこなしていなかったりすると、棒などでおしおきされる。
体罰によって指示に従わない子を鎮圧するのには効果があるが、課題をこなしてこなかった子に対しての教育効果は正直ないように思う。現に課題をこなしておらず怒られた子は次の日も同じように怒られていた。罰によって重要なのは、そのつらい罰を受け止めることではなく、自ら反省することであって、課題をこなしてこなかったことが体罰を受けることでチャラになっては意味がないのである。本来は体罰という安易な方法ではなく、上手に指導し、勉強にやる気を出させるのが正しい教育だが、それをできる人がどれほどいるだろうか。

個人的には体罰は賛成でも、反対でもないが、ネパールは就学前教育が一般的で早い子は3歳くらいから学校に来ているため、よく知った子が多く、その子達が叩かれて泣いている姿を見るのは忍びないものがある。