Nepal

九九三十六

 2018     Jun 10, 2019

小学校算数の一大イベントといえば、かけ算の九九だろう。小学校2年生のときに何度も何度も復唱し、暗記したもんだ。外国でも同じで小学校2年生や3年生の子が必死になって暗記している。
日本では暗記するのは1桁同士のかけ算の1×1から9×9までの81パターンだが、外国では2桁の九九まであることも珍しくない。ネパールでは10の段の10×10までだ。10の段なんてわざわざ暗記する必要がないだろうに、なぜ10の段まで教えるのか謎である。2桁のかけ算も1桁同士さえマスターすれば計算することができるので暗記する必要がないように思う。そりゃあ暗記していれば即答できるかもしれないが、13×17とか生きている間に計算する機会があるかどうかもわからないものを必須になって暗記するなんてどうかしている。
日本はミニマムな81パターンではあるが、そもそも九九は81パターン覚える必要があるのだろうか。1の段なんてそのままだし、重複しているのも片方覚えればいいと思う。2×3も3×2も答えは一緒なのだから、その意味さえ理解していれば、かけ算の順序なんてどうでもいい。1の段をなくし、それぞれの段の×1もなくし、重複しているものをなくすと残るのは36パターンになる。そう、九九は81パターンも覚える必要がなく、36パターンでよかったのである。覚える数が少なくなるばかりか、数字が大きくなるにしたがってどうしても苦手な段が出てきたりするのも、9の段は9×9の1つ、8の段は8×8と8×9の2つ、7の段は7×7と7×8と7×9の3つでいいのだから、ずいぶんと簡単になる。