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日本語何文字

 2019     Jul 24, 2019

外国の小学校を訪れると、ときどき学校の先生に日本語って何文字あるのかと聞かれるのだが、いつも答えれないでいる。文字数の定義が悩ましいのだ。いったい何文字って答えるのが正しいのだろうか。
まず、日本語を勉強するときにつかうのは五十音図になるが、古い文字の「ゐ」と「ゑ」は除くとして46文字ある。五十音というくせに50文字ないとはどういうことだろうか。次に濁音と半濁音があって、こちらは40文字。「きゃ きゅ きょ」みたいな拗音はどうだろうか、発音としては存在するけど使用する文字としては同じで、ただ小さくなっただけだけし、文字数としてカウントするか悩むところだ。ちなみに拗音でつかわれる小さな文字はひらがなだと「ゃ ゅ ょ」の3文字。小さな文字でいうと促音という小さな「っ」ってのもある。
ひらがなだとこんなもんだが、カタカナはカウントすべきだろうか。ひらがなと形が異なるだけで違いはない。アルファベットが大文字と小文字で形は異なるものの、26文字といわれるのからするとカウントすべきではないように思う。だが、カタカナにしかない文字がある。外来語に対応するための「ヴ」、小さい「ァ ィ ゥ ェ ォ」や長音記号の「ー」がある。あと1か月とかでつかう「ヵ」と「ヶ」もある。
そして、漢字だ。日本語にはひらがな、カタカナ、漢字とあるわけだが、漢字はちょっと特殊でカウントするべきなのかもっとも悩ましい。これもカウントするとなると、一気に数がふくれあがる。そもそも、漢字が何文字あるか知ってる人がいないし、自分が何文字の漢字を知っているかさえも把握している人はいないだろう。常用漢字はたしか2000文字くらいだったと思うが、常用漢字以外もつかうし、どの漢字が常用漢字なのかもわからない。
漢字を抜きにしたとしても、結局のところ何文字なのか曖昧だ。人によって見解が違いそうで明確な答えなんてなさそうである。
自分の国の文字が何文字あるかわからないなんて、日本語って変すぎやしないだろうか。