Pakistan

写真記念日

 2019     Oct 28, 2019

記念日じゃなくても写真を撮る時代。いつもより可愛く撮れたら、なんでもない日が特別な日に変わるかもしれない。
私が撮る人物写真は圧倒的に被写体が単一であることが多い。これは相手にスポットライトを当てているということを示すためにも重要な点なのだ。ひとりにだけスポットライトを当てることで複数で撮るときにはない特別な表情が生まれる。
たくさんの子供たちが集まって満面の笑みを見せている写真、仲のいい子と大はしゃぎしている写真、そういった写真を見たことはあるだろう。ああいうのを撮るのは実は簡単だったりする。子供は仲間と一緒にいたら勝手にはしゃぐもんなのだ。だけども、恥じらいや照れ、好奇心なんかが入り混じった表情が好物な私には、そこにキュンとする瞬間はないのである。また、自分始動でないため、自分がシャッターは押しているものの、撮ってるというよりも撮らされている感じがしてならない。それにあれはぐいぐいと前に出てくるタイプの子しか撮れない。恥ずかしがり屋や引っ込み思案のおとなしい子は撮れないのだ。
はっきりいって、子供相手に単一で撮るのは、複数で撮るのより何倍もむずかしい。だけども、写真だけじゃなく普段からいろいろなことで積極的に前に出てくる子に押しのけられてるだろうから、たまにはそういう子にスポットライトを当てて立場を逆転させてあげる存在がいてもいいじゃない。