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引き出しの奥の笑顔

子供に一眼レフの大きなカメラで構えると緊張して表情が硬くなったりしちゃうことはしばしばだ。そんな中で笑顔を作っても、やはりどこか不自然になってしまう。そんなとき手っ取り早く自然な笑顔を引き出す方法がある。
その方法は、相手をくすぐる。冗談ではなく本当の話だ。くすぐりながら撮った写真は、表情の硬さなんてかけらもなく、また作った笑顔とは違う最高の笑顔になる。
重要なのはくすぐること自体ではない。相手をくすぐるには、まず相手をくすぐってもいいくらいに仲良くなっていないといけない。子供とはいえ仲良くない人からくすぐられても嫌なだけだ。相手をくすぐってもいけるくらいに仲良くなるのが重要なのだ。
仲良くなったからといってカメラの前で自然な笑顔ができるわけではない。そこで、くすぐるのだ。くすぐったりして一度相手との距離をぐっと縮めておくと、次からくすぐったりしなくても自然な表情を見せてくれる。
ただ、このくすぐるのには弱点もある。くすぐりながらシャッターを押すのでカメラは片手で持たないといけないのでブレやすい。まあそれはいいとして、もうひとつ面倒くさいことが起こる。相手をくすぐると、相手もやり返してくるのだ。自然な笑顔を引き出す代わりに、しばらく子供からくすぐられる。なので、くすぐりはとっておきの奥の手なのである。