Uzbekistan

七変化ポーズ

私は写真を撮るときに相手のポーズに注文はつけない。光の関係で場所を少し移動してもらうことはあっても、どんなポーズをしてとか、どこに立ってとか、何かを持ってとか、そういうセッティングは一切しない。相手がピースサインをしようが、どんなポーズを取ろうが、自然体のままだろうが、相手の自由で相手まかせだ。
個人的には作為的にポーズを取らない自然体の写真が一番好きなのだが、ポーズを取る人にとってはポーズを取ることが自然体であって、その人にポーズを取らないように注文したりすると、ぎこちなくなってしまうのでそうしている。
ウズベキスタンの人はカメラを向けるときっちりとポーズを決めてくる。それはピースサインのようなものや、腰に手を当てモデルみたいにしたりするのだけでなく、何かをしているときや何もしていなく静かに立っているだけのような自然体に見えるものも実はポーズを取っている。しっかりと停止して時を止める。シャッターを切ると、また時は動き出す。
ポーズはしっかり取ってくるが、変に顔を作ってくるとかは少ない。私は自撮り写真によくある、頬をふくらませたり、舌を出したり、キメ顔をしたり、そういった写真が嫌いだ。少し前に多かったアヒル口とか困り顔なんてのは、見ていてイラっとする。見るだけでイラっとするくらいなのだから自分がそれを撮るのなんて当然のごとく嫌だ。そういう顔はしてこないので助かる。
ポーズは多種多様である。シュチュエーションによって色々と使い分けてもくる。一人のときはアイドルみたいに、家族写真のときはそれらしく、遊んでいるときなんかは複数人でフォーメーション取ってきたりして、こちらが予期していない面白いのが撮れる。