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男の子女の子

私が撮る子供は、ほぼ女の子だ。なぜかと言えば、男の子が嫌いだからだ。これは私が男だから男の子よりも女の子が好きというわけでなく、男の子が嫌いなのである。それに興味がないせいか、大体同じに見える。3パターンくらいしかいないんじゃないだろうか。服装も髪型も似たり寄ったりだし、写真を撮っても代わり映えしない。とにもかくにも写真欲がちっともわかない。
私は子供が嫌いではないが、子供が全部が好きなわけではない。嫌いなタイプも多く、やんちゃんなのや、騒がしいのや、しつこいのなんかが嫌い。暴れん坊なんかはもちろんだが、言うことを聞かない、ダメと言ったことをやるのが好き、みたいなのも大嫌い。こういうのは圧倒的に女の子よりも男の子に多い。
もちろん男の子が全員そうではない。男の子にも良いのはいるが、男の子は良いのと悪いのの差がありすぎる。別に仕事でもなんでもないので、数ある中からわずかな当たりをわざわざ探し出す努力もしたくない。
男の子も可愛いって人もいるだろう。そういう人はぜひとも私の前から男の子を連れて行っていってください。

前回に訪れた村で男の子も好印象の小学校があった。愛嬌があって大人しいといった印象で、今回も訪れてみたのだけど、そう思っていたのは幻想だった。先生や親の前では良いが、いないところでは猿のようだ。むかつく存在でしかなくなる。可愛げがあると思っていた存在から、地球の裏側まで蹴り飛ばしたくなるほどに成り下がりだ。男の子が嫌いってことを再認識させてくれたことだけは感謝しよう。

同じ村でまた違った男の子と女の子の話がある。この村にはもうひとつ違う小学校があって、前回そこに男の子か女の子かよく分からない中性的な子がいた。女の子のように思えるが髪型はベリーショート、インドでベリーショートの女の子なんて見たことがない。だけどどうにも男の子と思えない。男の子か女の子かずっと気になっていたけど、一年ぶりに会ったらすっかり女の子になっていた。やはりというべきか、この子が持つ雰囲気は男の子にはない雰囲気なんだよね。