Uzbekistan

スタン系

 2018     Feb 27, 2019

近年ウズベキスタンを訪れる外国人の数が増えている。日本人観光客も増加しており、見かける数は年々1.5倍くらいになっているように思える。
話しかけられることも増えた。そこでよく「はじめてのスタン系なんですよ」だなんてことをたびたび言われる。スタン系とはなんぞと思ったが、国名に「スタン」が付く国のことのよう。現在、国名にスタンと付く国は、アフガニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、パキスタンの6カ国。
中央アジア周辺の国にスタンが付くのが多い理由は、かつてこの付近を支配していたペルシア帝国が関係している。正確には「スタン」ではなく、ペルシャ語の「~の場所、土地」を意味する「イスタン」が付いている。アフガン(Afghan)+イスタン(istan)=アフガニスタン(Afghanistan)、ウズベク(Uzbek)+イスタン(istan)=ウズベキスタン(Uzbekistan)という具合だ。カザフスタンは英語名だとKazakhstanとなり「i」がなくイスタンでないように見えるが、ペルシア語名だとQazzāqistānとなる。
パキスタンだけは例外で、建国運動の中で将来の主要領域となるべき地方名を組み合わせた造語で、パンジャーブ州のP、北西辺境州に住むアフガンのA、カシミールのK、シンド州のSの頭文字を取ったもので、TANはバルーチスターン州の語尾にあたるという。
このようなうんちくはどうでもいいことなので、会話でスタン系と言われてもその場では口に出して言わないが、何+イスタンだったかとか、パキスタンの頭文字のことなどが頭の中で巡ってしまい、話の最中にうわの空になってしまう。