Uzbekistan

バイクのない世界

 2018     Mar 04, 2019

今までウズベキスタンでバイクを1台も見かけたことがない。禁止されているわけではなさそうだが、夏は40℃を超え、冬は-15℃にもなる気候のせいだろうか、ガソリンが少ないせいだろうか、とにかくバイクがない。
バイクのない世界というのは実に快適なのである。その快適さを言葉で説明するのは少々むずかしく、実際に感じてみないとわからないものがあるように思う。しかし、バイクのない世界というはあまりなく、一部のエリアや物理的に入ってこれない場所ってのはあるが、ウズベキスタンのように国という単位でバイクがないということはかなり珍しい。
逆に今の東南アジアや南アジアなどの国はバイクがあふれているところが多く、私が行ったことのある国だとインド、ネパール、ベトナム、タイあたりが多かっただろうか、そこにはバイクのない世界の快適さとはまるでかけ離れた不快さがあった。こちらのことを言った方がバイクのない世界の快適さがよくわかるかもしれない。
バイクの多い国の不快さはこの上ないものだ。パッと思いつくだけでも、うるさいし、危なっかしいし、臭いし、空気が悪い。交通ルールなどあってないような国だと、バイクの縦横無尽な走り方にヒヤっとさせられることもしばしばある。なかでも特に空気の悪さは深刻もんで排気ガスで死ねるって思えるほど、大気汚染がひどい。
無論これらは旅行者より住んでいる人にとってのほうが重大な問題で、子供の横でガンガンたばこを吸ってるのと同じようなもんだと考えればなくなりそうなもんなんだが、不思議と増える一方なのである。
やっぱり一度、バイクのない世界へ行ってみないと気付かないのかもしれないねえ。