自分の撮った写真、プリントしていますか？私は自分の撮った写真をプリントして、家に飾ったりとかは一切しない。自分用の写真はプリントしないが、再訪時に本人にプレゼントするので、撮った写真の大多数はプリントしている。
自分用ではなく、人にあげる用なので、写真のプリントにはこだわりがありすぎる。品質、印画紙、サイズ、保存性。いろんなことを試行錯誤してきた。初期のころと今では、なにもかもが違っている。
写真というのは、自己満足であるけれど、人にあげる用にプリントするとなると、そこは自己満足だけではいけない。プリントしたあとのことも考える必要がある。
なかでも、悩ましいのが写真のサイズ。日本の写真サイズでスタンダードなのは、L判サイズといわれるもの。89×127mmという物足りなさを感じる小ささなうえ、一眼レフの縦横比3:2だと端が見切れてしまう時代遅れなサイズだ。これがスタンダードな国は、日本以外で見たことがない。L判の次に多いのが、2L。学校の集合写真とかでつかわれるあれで、L判の2倍の大きさ。見応えはあるものの、端が見切れてしまう無能さは変わらない。
日本でスタンダードなL判や2L以外のサイズでプリントすること自体はむずかしいことではない。困るのは、L判と2Lから外れると写真関連の商品が極端に売っていないことだ。写真は見てすぐに捨てるもんじゃない。壁に掛けられたり、写真立てに飾られたり、アルバムに入れられたりするだろう。壁に掛けるには額が必要になってくるし、写真立てやアルバムもそれぞれ必要なのだ。
自分なりのプリントの形というのは、これで決まりかなと固まってきたが、悩みはまだまだ尽きない。