Uzbekistan

夜門のすゝめ

 2018     Mar 07, 2019

ここ数年、急激に観光客が増え続けているウズベキスタン。政府が観光客誘致に力を入れた成果が出ているのはいいことなのだが、今はその観光客が多いことで観光しにくくもなってきている。
ホテルも国内線も、早い時期に埋まってしまう。繁盛期なら3ヶ月前に手配しはじめても遅いくらいだ。これらは早めに予約するなど対策が取ることも可能だが、そうできないこともある。なにをおいても観光客が多すぎて、落ち着いて観光できなくなってきているのが残念でならない。特にウズベキスタン最大の観光地であるサマルカンドはひどい。サマルカンドは外国人観光客だけではなく、ウズベキスタン人の観光客も多く、休日なんかは人でごった返しており、もはや観光する気にはなれない。
そこでおすすめなのが、夜のライトアップ観光だ。ウズベキスタン人は日暮れ前には早々に引き上げていくし、外国人観光客のツアーも夜の観光まではやっていないので、落ち着いて見ることが可能なのである。
もっともおすすめなライトアップは、サマルカンドの旧市街にあるグリ・アミール廟。グリ・アミール廟は青の都と称されるサマルカンドのなかでも、ひときわ美しい青さを放っている建造物で、夜でもその青さは健在である。夜は内部の見物はできないが、大したことはない。イスラムの建築物は内部が豪華なものもあるが、外部の装飾こそ、光輝き美しい。壮大でダイナミックさがわかるのも外からなので、実際に中に入るより、外から眺めるのが一番なのだ。
グリ・アミール廟の魅力は、独特なドームもさることながら、やはり門だろう。門は単体でも見応え十分だが、遠くから門と廟をセットで眺めるのもいいし、門をメインにハミでた廟の一部で門を飾りつけるもおもしろいい。門のアーチ越しに廟をのぞくなんてのも、また一興であろう。