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引き出しの奥の笑顔

 2016     Oct 16, 2016

子供に一眼レフの大きなカメラで構えると、緊張して表情が硬くなったりしちゃうことはよくある。そんななかで笑顔を作っても、やはりどこか不自然になってしまう。そんなとき手っ取り早く、自然な笑顔を引き出す方法がある。
その方法は相手をくすぐる。冗談ではなく本当の話だ。くすぐりながら撮った写真は、表情の硬さなんてかけらもない。また、つくった笑顔とは違う最高の笑顔になる。
重要なのは、くすぐること自体ではない。相手をくすぐるには、まず、相手をくすぐってもいいくらいに仲良くなっていないといけない。子供とはいえ仲良くない人からくすぐられても嫌なだけだ。
仲良くなったからといって、カメラの前で自然な笑顔ができるわけではない。そこで、くすぐるのだ。くすぐったりして、一度相手との距離をぐっと縮めておくと、次からくすぐったりしなくても、自然な表情を見せてくれる。
ただ、このくすぐるのには弱点もある。くすぐりながらシャッターを押すので、カメラは片手で持たないといけないのでブレやすい。まあ、それはいいとして、もうひとつ面倒くさいことが起こる。相手をくすぐると、相手もやり返してくる。自然な笑顔を引き出す代わりに、しばらく子供からくすぐられる。このため 、とっておきの奥の手なのである。