Uzbekistan

子連れデート

 2017     Jul 10, 2017

ウズベキスタンは英語がちっとも通じないことが多い。ホテルだとかウォーター。そんな簡単な英語も通じなかったりする。共通で通じるのはウズベク語か、ロシア語。地域によってはタジク語なんかもあるが、どれも私のほうがちんぷんかんぷんだ。
ガイドブックにちょっとだけ書いてるが、それだけでは全然足りない。そこで、旅行で使いそうなウズベク語の言葉をまとめたお手製の紙をもって、会話の足しにしている。自分が伝えることが目的のものであるが、ローマ字で日本語も書いてあるので、好奇心たっぷりの子供らはそれを使って私にあれこれ伝えてきたりもする、よいアイテムでもある。

「私は街をぶらぶら歩きたいです」意外な言葉をチョイスしてきた。私と近所を散歩したいらしい。承諾すると、一斉に散らばって走ってゆく。どうやら、それぞれの親に私と出かけてくると伝えているようだ。年齢的に私が引率者の立場だが、もっとも頼りになりそうにない。言葉もわからないし、どこへ行くのかさえもわかっていない。何かトラブルがあっても大して役に立たないだろうから、何もないことを祈るばかりだ。
行くのはいいが、皆がこぞって手をつなぎたがるので困った。特に女の子3人はどうしてもつなぎたいらしく、譲らない。数珠つなぎにつないでいけばいいと思うのだが、嫌らしい。阿修羅みたいに6本あったらいいんだけど、残念ながら、手は2本しかない。まあ、本当に手が6本あったら、そんなやつとは誰も手を繋いでくれはしないだろうけど。
しかたがないので、左右の手で2人と手を繋ぎ、そのうちの1人には少し前を歩いてもらう。あまったもう1人とは、腕を組む変則的な感じに。すれ違う人が振り返って見てくる。まあ、そうだろう。なんだこれ。私自身が誰よりもそう思っている。