Uzbekistan

七変化ポーズ

 2017     Aug 10, 2017

私は写真を撮るときに、相手のポーズに注文はつけない。光の関係で場所を少し移動してもらうことはあっても、どんなポーズをしてとか、どこに立ってとか、なにかを持ってとか、そういうセッティングは一切しない。相手がピースサインをしようが、どんなポーズを取ろうが、自然体のままだろうが、自由。相手の自由で、相手まかせだ。
個人的には作為的にポーズを取らない自然体の写真が一番好きなのだが、ポーズを取る人にとってはポーズを取ることが自然体であって、その人にポーズを取らないように注文したりするとぎこちなくなってしまうので、そうしている。
ウズベキスタンの人は、カメラを向けるときっちりとポーズを決めてくる。それはピースサインのようなものや、腰に手を当てモデルみたいにしたりするのだけでなく、何かをしているときや、何もしていなく静かに立っているだけのような自然体に見えるものも、実はポーズを取っている。しっかりと停止して、時を止める。シャッターを切ると、また、時は動き出す。
ポーズはしっかり取ってくるが、変に顔を作ってくるとかは少ない。私は自撮り写真によくある、頬をふくらませたり、舌を出したり、キメ顔をしたり、そういった写真が嫌いだ。少し前に多かったアヒル口とか、困り顔なんてのは、見ていてイラっとする。見るだけでイラっとするくらいなのだから、自分がそれを撮るのなんて当然のごとく嫌だ。そういう顔はしてこないので助かる。
ポーズは多種多様である。シュチュエーションによって、いろいろと使い分けてもくる。ひとりのときはアイドルみたいに、家族写真のときはそれらしく、遊んでいるときなんかは、複数人でフォーメーション取ってきたりして、こちらが予期していないおもしろいのが撮れる。