India

男の子女の子

 2017     Dec 06, 2017

私が撮る子供は、ほぼ女の子だ。これは私が男だから、男の子よりも女の子が好きというわけでなく、男の子が嫌いなのである。それに興味がないせいか、大体同じに見える。3パターンくらいしかいないんじゃないだろうか。服装も髪型も似たり寄ったりだし、写真を撮っても代わり映えしない。とにもかくにも写真欲がちっともわかない。
私は子供が嫌いではないが、子供が全部好きなわけではない。嫌いなタイプも多い。やんちゃんなのや、騒がしいのや、しつこいの。暴れん坊なんかは論外だが、言うことを聞かない、ダメと言ったことをやるのが好き、みたいなのも大嫌い。こういうのは、圧倒的に女の子よりも男の子に多い。
男の子が全員そうではない。男の子にもいいのはいるが、男の子はいいのと、悪いのの差がありすぎる。別に仕事でもなんでもないので、数ある中からわずかな当たりをわざわざ探し出す努力もしたくない。
男の子も可愛いって人もいるだろう。そういう人はぜひとも私の前から男の子を連れて行っていってください。

前回に訪れた村で、男の子も好印象の小学校があった。愛嬌があって、大人しいといった印象で、今回も訪れてみたのだけど、そう思っていたのは幻想だった。先生や親の前では行儀がいいが、いないところでは猿のようだ。むかつく存在でしかなくなる。可愛げがあると思っていた存在から、地球の裏側まで蹴り飛ばしたくなるほどに成り下がりだ。男の子が嫌いってことを再認識させてくれたことだけは感謝しよう。

同じ村でまた違った男の子と女の子の話がある。この村にはもうひとつ違う小学校があって、前回、そこに男の子か女の子かよくわからない中性的な子がいた。女の子のように思えるが、髪型はベリーショート、インドでベリーショートの女の子なんて見たことがない。だけど、どうにも男の子と思えない。男の子か女の子か、ずっと気になっていたけど、一年ぶりに会ったら、すっかり女の子になっていた。やはりというべきか、この子がもつ雰囲気は、男の子にはない雰囲気なんだよね。