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India2017

#80

バルティキッチン

Jul 27, 2018

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外国人の入域が許可されるようになって8年、ここにきてインド最北端の村トゥルトゥクは、ゲストハウスやホテル、レストランなんかの建設ラッシュに沸いている。新しく建てるだけでなく、家を改築し中庭でレストランをはじめたり、ホームステイを受け入れるようになった家も多い。
村を歩けば、泊まるとこや食べるとこはあちこちに見られ、入域が許可された当初との変化を実感できる。素朴な村がツーリスティックになってしまうのはどこか悲しいものがあるが、レストランがなく、食に関しての選択肢がなかったことに比べると、今のほうが好きである。

レストランでは、バルティ料理と呼ばれる地元の料理も食べられる。バルティ料理とは、パキスタン北部まで広がるバルティスタンの料理なのだが、スーパーマーケットどころか、食料品を売ってる店もない村なのでメニューは少ない。バルティスタン自体、カラコラム山脈などの険しい山々に囲まれた地域で、ものが簡単に手に入る場所ではないが、ここはインドの奥地、先はパキスタンとの国境で閉鎖されており、とりわけ限られているのだ。
食べられるバルティ料理は、この村の特産物である、そばを使った料理。パンケーキやそばがきのようなもの。丸くこねた団子みたいなもの。日本人としてはそばと聞くと、麺を想像してしまうし、インドでカレーばかり食べさせられていると、ざるそばなんぞが無性に食べたくなってくるが、残念ながら日本のような麺はない。どれもそばの香りはいいが、ソース程度のものは付いてくるものの、おかずがないのでいかんせん飽きてくる。一番好みだったのは、米粒みたいな形にして野菜スープに入れた麺料理っぽいBaleu。結局、麺がいいんかい!

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