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Myanmar2009

#207

哀愁ウー・ベイン橋

Nov 30, 2020

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ミャンマーで「一番好きな場所はどこか?」と問われれば、悩むことなくウー・ベイン橋と答えるだろう。
ウー・ベイン橋は、ヤンゴンに次ぐ第2都市のマンダレーから南へ約10kmのところにある古都のアマラプラにある木造橋。エーヤワディー川とタウンタマン湖に面し、全長は約1.2km。世界一長い木造橋として知られている。
橋を支えているのは、1086本のチークの柱。この橋は、19世紀の半ばアマラプラが王都だったころ、王都をアマラプラに移す際に生じたチーク材を利用し、当時の行政官のウー・ベインが湖を渡る通路として建造されたといわれており、170年以上もの間、幾度となく修復を重ねながら、今も現役の橋として利用されている。
ウー・ベイン橋へは、夕方に訪れるのがおすすめ。夕陽の名所として知られているが、それよりも家路へ向かう人や、夕涼みをしている人、絵描きや露店の人の姿が、ノスタルジックな風景を織りなすのだ。歩けばカタカタ、自転車が通ればガタガタと、奏でる音色を聞きながら、次から次へと通行人とすれ違う橋の上は、ここだけどこか違う世界のようにさえ感じるのである。

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