黒く豊かな髪が美しい女性の条件というウズベキスタンでは、ショートカットの女性を見かけることは、ほとんどない。多くは背中の中ほど以上、腰まである人も珍しくない。
逆に幼い女の子はショートカットが多い。その髪は幼いほどに短く、坊主頭もいたりする。これは黒く、長く、そして美しい髪が生えそろうようにと願いを込めて髪を剃る伝統がある影響だろう。
私は女性の髪は長いほうが好みだ。だけど、ショートカットが似合う人ってのが、最強だと思っている。似合うか、似合わないかが、はっきりとわかれる髪型がショートカット。ショートカットが似合うには、いくつかの条件をクリアしなければならない。
似合うには小顔だとか、首が細いとか、いろいろあるだろうけど、第一に、鼻から下の顔の長さ。鼻の下が長いとか、あごが長いとか、そういう人はまずショートカットは似合わない。次に骨格の形。エラが張っているとか、頬骨が出てるとか、カクカクした形の骨格の人にも、ショートカットは似合わない。似合う条件が、骨格とかなので、本人の努力ではどうしようもないので、少し残酷な髪型だ。だが、好きなものが似合うとは限らない。
まあ、小顔でいて、鼻の下やあごが長くなく、骨格がすっきりしてる。そうくれば、結局のところ、ショートカットが似合う人が好きなんではなく、ただ単に顔立ちの整った可愛い子が好きなだけなんじゃないのかといえば、そうともいえる。