Loading...

Uzbekistan2019

#140

写真三方よし

Aug 19, 2019

Share post:

Photos

撮る写真に笑顔の写真は多いけれども、とりわけて笑顔の写真を狙っているわけではない。実のところ、別に笑顔でなくてもいいと思っているので、相手が笑おうが、笑うまいが気にしていない。
目指す写真というのはこれといってないのだが、モットーというか、信念のようなものはあったりする。撮り手である自分、撮られる相手、そして写真を見る第三者、みんな喜ぶ写真であることである。
まずは自分が撮っていて楽しいこと。お金をもらって撮影しているわけではないので、自分が撮りたいと思った瞬間だけを撮っていたい。これは人物写真に限らないことだが、愛情をそそげる被写体と、そうでない被写体では、気持ち的に全然違う。撮りたいと思った瞬間以外にシャッターを切るというのは、はっきり言って苦痛である。
人物写真の場合、写真に撮る相手も喜ぶ写真である必要がある。できあがった写真を見て喜ぶだけでなく、撮られているときも嫌な思いをしていないかも重要だ。どれだけ自分が気に入っていても、どれだけ世間に評価されたとしても、その写真を撮ることで、相手が喜んでいなかったのであれば、そんなものには何の価値もない。撮ってもらえてよかったと思ってもらえる写真を撮ること、これにつきるのではないだろうか。
最後に、写真を見た人も喜ぶ写真であれば理想なのであるが、これについては正直言ってあいまいである。どんな写真であろうとも、全員が全員気に入る写真なんてないだろうし、第三者の評価は得ようと思っても得られるわけじゃない。自分と相手が喜ぶ写真であれば、第三者もついてくるものではないかと信じるしかない。

ラマゾンラマゾン

Aug 09, 2019 | Uzbekistan 2019

prev

三歳だより

Aug 28, 2019 | Uzbekistan 2019

next