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India2013

#251

魔導師R

Oct 18, 2021

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インドの女性のおしゃれにとって、必須アイテムなのがビンディー。インド女性といえば思い浮かぶ、額につける印だ。
もともとはヒンドゥー教の既婚女性がつけるもので、赤い粉で点をつけていたのだが、今は違っている。近年では、宗教に関係なく、メイクの一種としてファッション感覚となっている。
印も赤い丸ではない。色も形もいろいろなパターンのシール状のビンディーがたくさん売られている。フェルト生地のもの。しずくの形のもの。キラキラしているもの。着ている服に合わせてコーディネートしたり、親子や姉妹でおそろいにしたりして、楽しんでいるようだ。

ビンディーがおしゃれだった子を思い浮かべようとすると、きまって脳裏に浮かぶ姉妹がいる。いつもビンディーやアクセサリーを同系色にコーディネートしていて、とてもおしゃれで可愛い。ビンディーも個性的だ。年齢的に母親がおしゃれに着飾ってくれているのであるが。
はじめて会ったときのビンディーは、文字だった。サンスクリット文字だろうか、手書きの文字。線やマークみたいなのは、たまに見かけるが、文字は珍しい。姉は梵字っぽい文字で、妹はアルファベットのRのような文字。額に文字なんて、漫画でしか見たことがないのだが、インパクト大だ。不思議とそればっかり見てしまう力強さがある。ビンディーをつける部分は第6チャクラであるアージニャーと呼ばれるところで、神秘的なエネルギーがある可能性はある。Rから始まる名前の魔導師に操られている線も捨てきれないが。

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