外国に行ったときというよりか、外国から帰ってきたときに、日本との違いを大きく感じるものがある。
まず、顔の大きさ。顔が大きくて驚愕する。特に南アジアのインド、ネパール、パキスタンあたりのめちゃくちゃ小顔の国へ行ってきたときは、ひときわ大きく感じる。迫りくる顔面って感じで、距離感が掴めず、恐怖すら感じ、立ちすくんでしまう。
これは慣れるまでに数日間を要する。しばらくは、顔が大きい人恐怖症となる。道行く人の顔の大きさにびくびくしながら、過ごす日々がつづく。
もうひとつは、女性の化粧の濃さ。正確には、化粧の濃さではなく、化粧している割合の多さかもしれない。日本ほど日常的に化粧をしている国はなかなかなく、すっぴんなんて当たり前で、人前でのすっぴんは恥ずかしいといった感覚もない。化粧をする場合も日本と違って、口紅をつけるくらいとかのポイントメイクのみも多い。日本は、ファンデーションぬって、眉毛を描いて、アイシャドーにマスカラもばっちり。チークも口紅も。化粧しすぎだと思う。
化粧の必要のない、肌ツヤも血色もいい若い世代でさえ、派手な化粧をしているのも、目につく要因となっている。
外国でも、たまに子供が化粧しているときがある。たいていは、お祭りとかイベントごとのときだが、子供が化粧をして可愛くなったと感じたことはない。はっきりいって似合っていないし、本来の魅力が台無しになっている。年齢もその子らしさも、失われている。
化粧する=可愛くなる、という考えは間違いで、歳相応の可愛さってのがあるってのを教えてあげないといけないはずが、ミスマッチで気持ち悪いのに、褒める大人がいるからいけないのだよ。