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India2016

#32

バルティ女子に首ったけ

Dec 01, 2016

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魅力的な場所が数多くあるラダックのなかでも、とりわけて好きなのがトゥルトゥク。外国人が入域できるエリアでは、インド最北端の地とされている辺境の村だ。インドとパキスタンの停戦ラインから、わずか10kmほどの場所にある。国境ではなく停戦ライン。インドもパキスタンも、お互いにカシミール地方の領有権を主張しており、国境ではなく実効支配による停戦ラインなのだ。
このあたりはチベット文化ではなく、パキスタン北部までまたがるバルティスタンという地域で、住民はバルティと呼ばれ、イスラム教徒がほとんどだ。アーリア系であるバルティの顔だちは、モンゴロイドの色が強いラダック人とも、インド人とも違う。彫りが深くて、目の色や髪の色が明るい。エキゾチックさがあり、特に女の子は驚くほどの美少女さだ。村を歩いていると、思わずはっとするほど可愛い女の子が登場する。色んなタイプがいるが、どれも将来美人になること間違いなしだ。

トゥルトゥクは1971年の第三次印パ戦争前までは、パキスタン領だった土地だ。ラダック自体がインドの中で異文化なところだが、ここは数十年前までは実際にパキスタンだったわけで。パキスタンは行ってみたい国のひとつ。だけども、怖くていまだ行くとこができていない。パキスタンに行けないうっぷんをトゥルトゥクではらすわけではないが、パキスタンに等しい、はたまたそれ以上のものがここにはある。トゥルトゥクがあまりにも好きすぎて、憧れの地パキスタンへの想いがいっそう増していく。

おかえりラダック

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