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Pakistan2024

#345

バラバラ学校

Feb 16, 2025

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カラーシャの谷のなかで、もっとも規模が大きい谷は、カラーシャ族が住む端の村から端の村まで、距離的に5kmくらい。そのなかに小学校が点在しているのだが、不思議に思うことがある。
カラーシャの子が通っている学校は4校ある。両端の村に1校づつと、中心地の村に2校。端の村から中心地までは、歩くと30〜40分かかるので、両端の村の子は、みんなその村の学校へ通うかと思いきや、中心地の学校に通っている子もそこそこいるのだ。それはまあいい。不思議なのが、姉妹で通う学校が別なパターンが多いことだ。
地理的に、ア校があって、次にA村があり、その先のB村にイ校とウ校がある。A村の子は、大半がア校に通い、4分の1くらいの子がウ校に通っている。それで、姉はア校に通っているのに、妹はウ校だったりするのだ。B村の子も同じ。B村の子は、イ校かウ校のどちらかに通う。それで姉はイ校なのに、妹はウ校なのだ。
今年三女が新入学したA村の3姉妹にいたっては、長女がウ校、次女がア校、三女がイ校と、3人共別であった。特にイ校は、かなり小さい学校なので、A村の子が通っているのは見たことがなかったので、より驚きであった。
姉妹で一緒の学校のほうが、姉が妹の面倒をみれるので、便利だと思うのだが、なぜか別の学校なのだ。それも別なパターンのほうが断然多く、姉妹で同じ学校に通っているほうがレアなくらいに少ない。
逆に姉妹で別の学校へ通うメリットはあるのだろうか。考えても思いつかない。謎である。

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