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India2025

#396

裸足のインド

Oct 16, 2026

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インドでは、裸足で歩いている人をよく見かける。
寺院や聖なる場所で、靴を脱いでいるという話ではない。そうではなく、ごく普通の道路を、当たり前のように裸足で歩いている。地面がやわらかい土ならまだしも、アスファルトだろうと、砂利道だろうと、水たまりだろうと、平気で歩いている。
足の裏が痛くないのか、見ているこちらが心配になってくるが、本人たちはまったく平気そうだ。
貧しくて靴やサンダルが買えないわけではない。前日はサンダルを履いていたのに、翌日は裸足ということも珍しくない。靴がないから裸足なのではなく、靴があっても裸足なのだ。
裸足で歩くことに、何かメリットがあるのだろうか。たとえ何かしらのメリットがあったとしても、インドの屋外においては、そのメリットがすべて吹き飛ぶほど、デメリットのほうが大きいように思える。
インドの道路は、危険がいっぱいだ。舗装が剥がれてできた深い穴。その周囲に散らばるコンクリートの破片。さびた釘。ガラス片。とげのある枝。ポイ捨てされたゴミや残飯。動物の糞尿に、生活排水。文字通り、リスクがこれでもかと散乱している。
そんな道を、なぜ平気で裸足で歩けるのだろう。靴を履く理由ならいくらでも思いつくが、靴を履かない理由となると、どうにも思いつかない。
インドでは、こちらが当然だと思っていることが、必ずしも当然ではない。裸足で歩く人たちを見るたびに、そんな当たり前のことを思い知らされる。

ファインダーの中の世界

Oct 08, 2026 | India 2025

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