フィリピンの小学校は4学期制で、学期末にはその都度、成績優秀者への表彰制度がある。大掛かりな表彰式が行われ、賞状やリボンやメダルが学校から授与される。通知表も学期末テストが終わると、上位20名ほどの生徒の点数が張り出される。こっそりと本人だけに通知表を渡す日本の教育方針とは異なり、頑張って結果を残した子は称え、より頑張ろうとする向上心を育成するのだ。
今回、はじめて表彰式を見た。フィリピンでは長らく懇意にしてくれている小学校があって、そこの表彰式なので生徒も知っている子が多い。
見ていると、私のお気に入りの子はもれなく表彰されていく。お気に入りというだけで何も関係ないのに、なんだかほこらしげな気分だ。
お気に入りの選定基準は、顔と性格なのだが、まあ、まずはなんといっても顔だろう。顔が好みで、そして性格。こちらは絶対的ではないが、おとなしく、性根の良けげな子が好み。
容姿なんて成績とはおよそ関係なさげだが、あながち無関係とも思えない。きっと関連性があると思うんだよなあ。