民族衣装、それは風土や文化、伝統などが表現されており、民族衣装好きでなくとも旅情をそそられる。
とはいえ、民族衣装に目がないというほどではないので、興味のない民族衣装も多い。それは民族衣装の系統とかの話ではなく、日常的に着られていない民族衣装は、そそられないのである。
しかし残念ながら、西洋化が進み、いまや世界のどこに行っても、似たようなスタイルばかりで、日常的に着られている民族衣装は少ない。逆にそそられないほうの民族衣装はよく見かける。お祭りや結婚式などの特別な日だけ着たり、客寄せや商売のために着ていたり、観光客が写真目的で着ていたり。日常的に着られている民族衣装と比べて、これらの何がそそられないかというと、着られてる感が出まくってるからだ。中学校に入学したての新入生の制服姿みたいな、あの不自然な感じ。
もうひとつ、食いつかないことがある。民族衣装を着ていれば、誰でもいいわけではないのだ。これは民族衣装に限ったことではなく、たとえば、瞳が青かったり、金髪だったり、色白だったり、目が大きかったり、そういったときも同じ。目が大きいからといって、誰だって可愛いわけではない。目が大きいプラス可愛い子だから、可愛いのだ。
民族衣装を着ている並の子と、普通の服を着ている美少女、どちらかだけ写真に撮れるのなら、美少女のほうを選ぶだろう。民族衣装の並の子10人、普通の服の美少女1人、それでも美少女のほうを選ぶと思う。それほどに美少女って圧倒的。美少女をゲットできたら、勝ちが確定している。
日常的に民族衣装を着ている美少女。それって、見つけるのん、難易度が高すぎやしませんかね。