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India2024

#359

新しい目

Jul 04, 2025

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Photos

SNSなどの普及により、昔よりはるかに海外の写真や動画を見る機会が増えた。SNSで見ただけで、知った気になってしまいがちであるが、旅行のたびに感じるのが、実際に行くことの意味だ。外に出なくても楽しめる時代に、わざわざお金と時間を費やして、旅行する意味。実際に旅をすることで得るものは多くがあるが、なかでも価値のあるのが、新しい目かもしれない。
知らなかった好きなものを発見するだけでなく、気づかないうちに自分の中で決めつけてしまっていたことや、考えたこともなかったことにふれて、肌と心で感じることも大切。そうすることで、今までとは違った視点でとらえられるような、新しい目を持てる。

どんなにうまく撮ろうとも、写真や映像では伝わらないものはある。旅に行かなくてもわかればいいのだけど、まあ気づかない。
見るだけでは本質をつかむことができない場合がある。「塩の辛さ、砂糖の甘さは学問では理解できない。だが、なめてみればすぐわかる。」パナソニックの創業者である、松下幸之助氏の言葉だ。
それに写真や映像に映っているものは、あくまで一面でしかない。見えていないものもあるし、見えていても勘違いしているものさえある。

ジャット族の髪型は、おさげだった。イスラム教徒なので、女性は髪をスカーフで隠しているが、間近で見るとスカーフの奥に見えるのだ。普通の三つ編みでないのを多かった。ねじってねじって、しめ縄みたいな感じ。さわらせてもらったら、しめ縄くらいカチカチだった。
一番驚いたのが、巻きスカートと思っていたものが、頭にかぶっているスカーフと一枚物だったことだ。腰にひもを巻いていて、おヘソのあたりでスカーフを引き寄せて、ひもにインする。こんなスカーフの覆い方、はじめて見た。個性強めなのに、まとまりが良く統一感がある秘密はこれに違いない。

民族衣装×美少女

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