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Pakistan2025

#383

パキスタン式小麦ダイエット

Jun 05, 2026

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パキスタンを旅行すると、しばらくパンは見たくもなくなる。現地には米もあるが、主食は基本的に小麦粉だ。
チャパティ、ロティ、ナン、パラタ、プーリー。材料や製法で名前は変わるが、要するにすべてパンである。
カラーシャでも、タシーリというクレープのようなパンが主食になる。クルミ入りのパンも日常食だ。たまに米が主役の日があっても、なぜか必ずパンがついてくる。プラオという炊き込みご飯のときでさえ、チャパティをスプーン代わりにして米をすくい、米とパンを一緒に口に運ぶのだ。
食事だけでなく、お菓子も小麦粉尽くしである。ビスケットやクッキー、スポンジケーキ、ドーナツといった洋菓子だけではない。シロップ漬けの揚げ菓子のジャレビや、小麦粉をバターと砂糖で煮詰めたハルワなど、伝統菓子まで小麦粉でできている。
ここまで続くと、日に日にうんざりしてくる。同じ小麦粉でも麺料理なら気分が変わるのだが、あいにく現地に麺文化は存在しない。
連日の小麦攻めに食欲は落ちていくが、これはこれで一種の「パキスタン式ダイエット」なのだと、なかば強引に納得することにしている。

おとり捜査状態

May 29, 2026 | Pakistan 2025

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