Apr 14, 2023 | Pakistan 2022 いぼの子 カラーシャ族が住んでいるいるのは、高く険しい山々がそびえる山岳地帯だ。近くの町からは、山肌を削ってつられた道路を車で2時間ほどかかる。近年、道路開発が進められてはいるが、いまだ道路状態やアクセスは良く...
Mar 31, 2023 | Pakistan 2022 彫深マタギ 意外に思われるかもしれないが、彫りの深い美少女ほど、写真写りの悪い人になってしまう可能性が高い。さらに言えば、彫りが深い人は基本的に写真写り悪かったりする。 顔の凹凸がはっきりとしていると、顔に陰...
Mar 23, 2023 | Pakistan 2022 観光地生まれ 単なる恥ずかしがり屋ではなかった。 笑った顔が可愛くて、写真を撮ろうとするのだが、なかなか撮らせてくれない。それでも、笑いながら隠れていたので、嫌がっているふうには見えなかった。はじめに学校で会った...
Mar 15, 2023 | Pakistan 2022 種ストップ 秋のカラーシャでは、毎日のようにいろんな果物をもらう。子供から大人、学校の先生や、すれ違っただけの人までくれたりする。 ぶどうがもっとも多いだろうか。1日に何度ももらうことも珍しくない。あと多いのは...
Mar 07, 2023 | Pakistan 2022 お守りとひざ枕 パキスタンの子がまれに着けているお守りのネックレスがずっと気になっている。着けているのは少数派で、本当にごくまれにしか見かけない。 手作りと思われる。形はこれといって決まっていない。今まで見たことが...
Feb 28, 2023 | Pakistan 2022 まだ未熟者 6歳くらいの女の子が、「私の写真はある?」と寄ってきた。 6歳なら、前に会ったとすれば3歳だから、写真を撮っている可能性もあるが、今の姿を見ても心当たりがない。3歳くらいの幼い子を写真に撮ることはあま...
Feb 22, 2023 | Pakistan 2022 愛嬌は外見以上にものを言う 男は度胸、女は愛嬌。男にとって大事なのは、物事に動じない強い心で、女にとって大事なのは、にこやかでかわいらしい振る舞いだという、良く知られたことわざ。 男らしさ、女らしさという固定観念が強くある言葉...
Feb 16, 2023 | Pakistan 2022 スカーフ圧 インド、パキスタン、バングラデシュを中心とした南アジアのイスラム教やヒンドゥー教で行われている、女性を男性の目にふれないように隔離するパルダと呼ばれる慣習は、カラーシャの女性にはない。 パルダとは、...
Feb 08, 2023 | Pakistan 2022 色つかみ 色のりがいい相手と、そうでない相手がいる。 色のりとは、読んで字のごとく、色がのること。カメラのレンズについて使われる言葉で、「色のりのいいレンズ」なんて表現したりする。「いい」というものの、レンズ...
Feb 02, 2023 | Pakistan 2022 フラワー幼女 カラーシャ族の民族衣装の代表格でもある、頭飾りのシュシュット。輪っか状の冠に腰まで達するほどの長い尾ひれがついており、ビーズやボタン、子安貝の貝殻、金属製の飾りをびっしりと縫いつけて装飾している。 ...
Jan 28, 2023 | Pakistan 2022 改宗ムスリム 「どこかで見たことある気がするんだよな」ムスリムの学校のひとりの少女が引っかかる。前回この学校にはいなかったのは確かだが、どうにも知っているような気がしてならない。 この学校以外でムスリムの少女と会...
Jan 25, 2023 | Pakistan 2022 特別な金曜日 金曜日はイスラム教にとって特別な日。ムハンマドがメッカからメディナに脱出した金曜日を安息日としている。安息日とは、厳密にはユダヤ教のものであり、イスラム教の安息日は似ているが同じではない。ユダヤ教にお...
Jan 11, 2023 | Pakistan 2022 晴れ時々クルミ 収穫の秋。カラーシャの谷の秋は収穫で忙しい。畑で育てたトウモロコシだけでなく、クルミ、りんご、ぶどう、梨なんかも採れる。なかでも、クルミの収穫は、ちょっとしたイベントだ。 カラーシャの谷のクルミの収...
Dec 10, 2022 | Pakistan 2022 不動女王 パキスタンの小学校は5歳〜10歳までと、日本より1歳早くスタートする。5歳のクラスの顔ぶれは、5歳ってこんなに小さいっけ?と思うほどに幼い。多動的な子供が多く、活動性がありすぎて、元気な子供達は、はし...
Dec 01, 2022 | Pakistan 2022 色気まみれ エロいと色気は別物。色っぽいこと=露出していること、とイコールにされがちだが、それは全然違う。露出がなくても、色気は感じる。ガッツリ胸元があいている服や、スケスケの服を着ているのなんて、ただの「エロい...
Nov 25, 2022 | Pakistan 2022 美少女の里 カラーシャの谷に、私が勝手に美少女の里と呼んでいる村がある。そこはカラーシャ族とムスリムの両方が暮らす村で、前回来たときにカラーシャ族の一番お気に入りの子と、ムスリムの一番お気に入りの子、そのどちらも...
Nov 19, 2022 | Pakistan 2022 時よ止まれ! 子供の写真は、ブレとの戦いだ。どんなに可愛い子でも、どんなにいい表情でも、どんなにいい場面でも、派手にブレてしまったら写真は使い物にならない。 特に子供が「何かしているとき」の写真ってのは、おいそれ...
Nov 11, 2022 | Pakistan 2022 まるでバラ色 「ここ、私の家。」「うん、知ってる。」少女は自分の家を教えたいわけではない。家に寄らないかと誘っているのだ。 さすがに、もう断りにくい。実は3日前に同じように誘われていたが、家には行かなかった。そし...
Nov 04, 2022 | Pakistan 2022 すっぴん推進委員会 外国に行ったときというよりか、外国から帰ってきたときに、日本との違いを大きく感じるものがある。 まず、顔の大きさ。顔が大きくて驚愕する。特に南アジアのインド、ネパール、パキスタンあたりのめちゃくちゃ...
Oct 29, 2022 | Pakistan 2022 3年目の内気 新型コロナの影響で、約3年ぶりの海外旅行。飛行機に乗るのも、写真を撮るのも3年ぶり。 旅立つ前はそれくらいの大まかで考えていたけれど、いざ旅行をしていると、もっといろいろなことがコロナになってから体...