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Journal

ガネーシャ愛
Jul 23, 2024 | Nepal 2023

ガネーシャ愛

ネパールに愛してやまないものがある。ヒンドゥー教の神様のガネーシャだ。ぽってりとしたお腹の人間の身体に、象の顔をもち、腕は4本と、だいぶと型破りな姿をしている。これがとても愛らしいのである。 ガネー...

色の迷走
Jul 28, 2023 | Nepal 2022

色の迷走

モノクロ写真に興味がない。特に私がメインで撮る被写体である可愛い子供なんかは、モノクロで撮った写真より、カラー写真のほうが断然好きだ。 モノクロの人物写真を見るたび決まって、その服は何色なんだろうと...

魔法におまかせ
Jan 28, 2022 | India 2013

魔法におまかせ

写真を撮る人のなかでは、日の出や日の入りの前後の、太陽が傾き、空の色がめまぐるしく変化するほんのわずかな時間帯のことをマジックアワーと呼ぶ。 マジックアワーのもとで写真を撮ると、まるで魔法のように幻...

祈りと美しさと儚さと
Nov 26, 2021 | India 2013

祈りと美しさと儚さと

南インドの女性の朝は、玄関先を清めて、コーラムと呼ばれる床絵を描くとこから始まる。コーラムとは、米粉などを用いて描く幾何学模様で、女性達が毎朝祈りをこめながら描く。 その模様の美しさもさることながら...

ヤシの国への誘い
Sep 15, 2021 | India 2013

ヤシの国への誘い

インド亜大陸の最南端西部、アラビア海に面した南北に細長い形をしたケララ州。インドのなかで、もっとも南国情緒漂う場所だ。「ヤシの国」という意味のケララ。その雰囲気を大いに味わえるのが、バックウォーターと...

ジャラン・ジャランの戦い
Aug 11, 2021 | Indonesia 2010

ジャラン・ジャランの戦い

バリ島の緑豊かなウブドは、閑静で落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間が流れる癒やしのリゾートとして人気の地。とはいえ、街の中心はごちゃごちゃとしており、ひっきりなしに車やバイクが通り、多くの観光客が...

神々の棲む島
Jun 15, 2021 | Indonesia 2010

神々の棲む島

13,000以上もの島々からなるインドネシアのなかで、バリ島は精霊と魔物の棲む、プラウ・デワタ、神々の棲む島と称される。 島全体がパワースポットと言われるほどエネルギーが強く、神聖な場所が点在してお...

復讐の塔
Apr 20, 2021 | Georgia 2014

復讐の塔

グルジアで異色の文化を持つ、大コーカサス山脈の南に位置するスヴァネティ地方。スヴァネティ地方は、上下にわかれており、アッパー・スヴァネティは、古くからスヴァン人が住み、スヴァンと呼ばれる独自の文化が今...

現代版トビリシ
Apr 05, 2021 | Georgia 2014

現代版トビリシ

かつて、ベネチアの商人マルコ・ポーロが「絵に描いたように美しい街」と称えたグルジアの首都トビリシ。トルコからカスピ海へと流れるムトゥクヴァリ川が市街を蛇行し、三方を山に囲まれている。 古くからの東西...

天国に一番近い教会
Mar 25, 2021 | Georgia 2014

天国に一番近い教会

グルジアの首都トビリシから、大コーカサス山脈を超え、ロシアのウラジカフカスまでの212kmを結ぶグルジア軍道。グルジア軍道は、5,000m級の大コーカサス山脈の大自然が織り成す絶景の宝庫で、グルジア観...

反露国グルジア
Mar 04, 2021 | Georgia 2014

反露国グルジア

かつて日本ではグルジアと呼ばれていた国は、2015年4月から外名がロシア語由来のグルジアではなく、英語由来のジョージアに変更された。 黒海とカスピ海にはさまれた南コーカサスと呼ばれるエリアに位置し、...

裏ラマユル
Feb 25, 2021 | India 2012

裏ラマユル

ラダックの極端に雨の少ない荒涼とした大地は、日本では見ることのないような独特な景観を生み出している。山肌には樹木はまったくといっていいほどなく、ヒマラヤの隆起によってできたであろう非常に古い地層がむき...

不殺の使徒
Feb 05, 2021 | India 2012

不殺の使徒

小チベットと称されるラダックは、今や「チベットよりもチベットらしい」といわれる。1966年から10年間、中国の文化大革命によって、チベットの建造物や仏教美術、伝統文化はほとんど破壊されてしまったが、イ...

大人だってはしゃぎたい
Jan 26, 2021 | India 2012

大人だってはしゃぎたい

ラダックは平均標高が約3,500mあるため、ごく軽度のものまで含めると、多くの旅行者が高山病になる。高山病の原因は、低酸素状態。体力に自信があるとかは、あまり関係ない。標高3,500mになると、酸素濃...

異境ラダック
Dec 19, 2020 | India 2012

異境ラダック

まだ海外旅行に行ったことがなかったころ、一番行ってみたい国はインドだった。 混沌と喧騒。日本の常識は通じない、ありえないほどの非日常感に惹かれた。ヒンドゥー教の独特の雰囲気やカオス具合に、カタルシス...

金色のシュエズィーゴン
Nov 14, 2020 | Myanmar 2009

金色のシュエズィーゴン

ミャンマー観光の最大の見どころは、カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥールと並び、世界三大仏教遺跡として有名なバガン遺跡。エーヤワディー川の中流域に広がる乾いた広大な原野に、200...

震度7の絶景
Oct 16, 2020 | Myanmar 2009

震度7の絶景

ミャンマーの鉄道は揺れる。ガタンガタンゴトンゴトン、そんなもんではなく、それはもう激しく揺れる。横だけじゃなく、縦にも揺れる。座っている腰が浮くほどで、旅行者の間ではジャンピングトレインとか、あばれ馬...

マケドニア国名論争
Sep 02, 2020 | Macedonia 2014

マケドニア国名論争

マケドニアといえば、かの有名なアレキサンダー大王の、古代のマケドニア王国を思い浮かべる人が多いだろう。 東方遠征により、東西文化を融合させ、ヘレニズム時代をもたらしたとされる偉大な英雄。偉大すぎるが...

清澄オフリド
Jul 03, 2020 | Macedonia 2014

清澄オフリド

マケドニア随一の観光地、オフリド。オフリドの歴史は古く、かつては東方正教会の中心地として栄え、最盛期には365もの教会があったという。 東方正教会の特徴である美しいフレスコ画とイコンが残る教会や、バ...

ホスピタリティの国へ
Jun 05, 2020 | Macedonia 2014

ホスピタリティの国へ

マケドニアという国をご存知だろうか?東ヨーロッパのバルカン半島に位置し、面積は九州の約3分の2、人口およそ200万人の小国。かつては1992年まで存続したユーゴスラビア連邦の構成国のひとつであったが、...

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