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Journal

お化け門
Jul 04, 2024 | Uzbekistan 2023

お化け門

以前は日が暮れると一気に人通りがなくなり、街灯は少ない上に暗いもんだから、ダークな怪しさ満点の雰囲気へと一変していた。ところが今は、夜も人であふれている。あちこちがライトアップされ、お土産屋の露店も遅...

イマジン超え
Jun 26, 2024 | Uzbekistan 2023

イマジン超え

再訪するのが1年後くらいの短い間隔だと外見の変化はそんなにない。間隔が数年空くと、言うまでもないが、その分変化量が増える。だがそれでも、あまりの変化にびっくりするということは、めったにない。それはこち...

砂とツーリスティック
Jun 18, 2024 | Uzbekistan 2023

砂とツーリスティック

ウズベキスタンでは、2016年に大統領が変わってから、急速に観光地化が各地で進められている。はじめて訪れたころと比べると、街は大きく様変わりした。近代化され、中心地にあったバザールや旧市街は、再開発た...

急増ヒジャブ
Apr 19, 2024 | Uzbekistan 2023

急増ヒジャブ

ウズベキスタン人の9割は、イスラム教をスンニ派を信仰しているが、ウズベキスタンはいわゆる「ゆるいイスラム教」の国である。レストランでお酒も飲めるし、女性の服装も半袖や膝丈くらいのワンピースなんかは普通...

不意打ち増
Mar 30, 2024 | Uzbekistan 2023

不意打ち増

当たり前のことであるが、再訪の回数を重ねるほどに、現地で知り合いが増えていく。最初の再訪、つまり2回目の訪問のときは、こちらは覚えているものの、相手は覚えていないということがほとんどだ。旅行者が再び戻...

ハードル美人
Mar 24, 2024 | Uzbekistan 2023

ハードル美人

とびきり美人な子を写真に撮ると、そのあとがつらい。 単純にハードルが上がるからだ。美人の写真に味をしめたことで、求める見た目のレベルがぐんと上がってしまって、次のターゲットを探すのがむずかしくなる...

首振り娘
Mar 15, 2024 | Uzbekistan 2023

首振り娘

前回見つけた可愛い子に、写真を持ってたずねて行くのは夕方の予定であったが、暇を持て余したので、昼すぎに下見にやってきた。日中の暑さが和らいでくる夕暮れ時には子供だけでなく、大人もよく夕涼みしているが、...

心を奪われてる人
Mar 08, 2024 | Uzbekistan 2023

心を奪われてる人

4年半ぶりに訪れたウズベキスタンは、いろいろなことが変わっていた。なかでも、劇的に変わったのが、スマホの普及率。コロナ前はスマホより、まだフィーチャーフォン、いわゆるガラケーのほうが主体であったが、今...

ひっつき娘
Mar 02, 2024 | Uzbekistan 2023

ひっつき娘

最悪、一からやりなおすか、新規開拓するしかないな。そんなことを思いながら、1軒の家へ向かう。私のウズベキスタンの旅は、この家で半分くらい構成されているといっても過言ではない。 コロナ前までは毎年のよ...

小宇宙カルタ・ミナル
today | Uzbekistan 2019

小宇宙カルタ・ミナル

この世にある建造物のなかで一、二を争うくらい好きなのが、ウズベキスタン西部のヒヴァにある未完成のミナレット、カルタ・ミナル。 青の彩釉タイルのその類を見ない美しい装飾は、うっとりするにはもってこいだ...

藍にあふれて
Oct 18, 2019 | Uzbekistan 2019

藍にあふれて

藍には白に近いごく淡い藍色の瓶覗(かめのぞき)から、黒く見えるほどの濃紺まで、濃淡によって実にさまざまな色がある。 水色、空色、浅葱(あさぎ)色、露草色、縹(はなだ)色、瑠璃色、紺青、紺色、勝色、濃...

恥じらいが足りない
Oct 08, 2019 | Uzbekistan 2019

恥じらいが足りない

あの娘のことが好きなのは、カメラを向けると恥らうから。 ウズベキスタンでは、恥らってる表情を写真に撮るのがむずかしい。シャイな子というのは、もともとレア種で、そうめったやたらにいるもんじゃないが、ウ...

明日の罠
Oct 07, 2019 | Uzbekistan 2019

明日の罠

ウズベキスタンで人の家に訪ねて行くと、決まって「また明日も来て」と言われる。それため誰かの家を訪ねて行くときは、次の日の予定を空けるようにしている。 次の日に訪ねて行くと、同じように歓迎してくれる。...

推理アトラス
Sep 11, 2019 | Uzbekistan 2019

推理アトラス

ウズベキスタンにアトラスと呼ばれる伝統的な絹の絣織がある。日本の絣と同じように、経糸を先染めする手法で織られるアトラス。大胆で鮮やかな色柄と、絹のしなやかな光沢が、魅力的な美しさを持っている。 この...

七年選手
Sep 02, 2019 | Uzbekistan 2019

七年選手

ウズベキスタンには、行くと必ず訪れる家がいくつかある。そのほとんどが、はじめてウズベキスタンを旅したときに知り合った家で、そのときからずっと懇意にしてもらっている。 出会ってもう七年になる。七年という...

三歳だより
Aug 28, 2019 | Uzbekistan 2019

三歳だより

ウズベキスタンの西部にある町、ヒヴァ。この町での過ごし方は決まっている。 午前中は一番のお気に入りの女の子の家に行って、そこの家や近所の子供らと過ごす。天気が悪い日には家の中に入ることもあるが、ほと...

写真三方よし
Aug 19, 2019 | Uzbekistan 2019

写真三方よし

撮る写真に笑顔の写真は多いけれども、とりわけて笑顔の写真を狙っているわけではない。実のところ、別に笑顔でなくてもいいと思っているので、相手が笑おうが、笑うまいが気にしていない。 目指す写真というのは...

ラマゾンラマゾン
Aug 09, 2019 | Uzbekistan 2019

ラマゾンラマゾン

ウズベキスタンは、国民の約9割がスンニ派のイスラム教徒の国であるが、イスラム教の戒律は緩やかであり、お酒も自由に飲めるし、女性は顔や髪を隠す必要もない。普通に旅行していれば、イスラム教徒の国だと感じる...

爆笑テルパク
Aug 08, 2019 | Uzbekistan 2019

爆笑テルパク

ウズベキスタンの西を流れるアムダリヤ川流域はホラズムと呼ばれ、いくつもの王朝が栄えてきた。太陽の国を意味するこの地は、年間300日は雲ひとつない過酷な土地だ。夏は50℃近くまで気温が上昇し、冬はマイナ...

解禁メトロ
Aug 01, 2019 | Uzbekistan 2019

解禁メトロ

ウズベキスタンの首都タシケントには、世界の中でもかなり凝った装飾だと評判の地下鉄がある。 タシケントの地下鉄は、中央アジアで最初の地下鉄。開業は当時ソビエト連邦の一部だった1977年。ウズベキスタン...

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